猫足バスタブの歴史
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【猫足バスタブの歴史】

お風呂は紀元前4000年頃に『メソポタミア』で、払い清めの沐浴のための浴室が作られたと言われています。


【メソポタミア・ウルク都市遺跡】


また、紀元前2000年頃の『ギリシャ』では、衛生と水供給のための地下のパイプを使用し、現在のような自立式台座のバスタブで入浴していました。


【 ミノア文明・クノッソス宮殿】


驚くことに、当時のバスタブは入浴と埋葬の両方に使用されていました。





猫足バスタブが歴史に登場したのは、ミノア文明から3000年以上後の19世紀に入ってからです。


19世紀の猫足バスタブ

日曜大工の第一人者ボブ・ヴィラによると、猫足バスタブは1850年代と1860年代辺りのものだということです。

しかし、当時のバスタブは現在のような磁器製仕上げの鋳鉄製モデルではなく、しばしば錫(スズ)で作られていました。
また、より上級なバスタブは樫の枠のある銅で作られていました。

磁器と鋳鉄が初めて猫足バスタブに使用されたのは、1873年頃(以前はバスタブの内部はペンキが塗られていました)でした。

これらの猫足バスタブはJ.L.モット鉄工所によって製作されました。しかし、猫足バスタブの発明は、しばしばスタンダード・サニタリー製造社(後にアメリカン・スタンダード社になりました)とコーラー社の両者に起因するとされています。

コーラー社


ジョン・マイケル・コーラー氏は1844年にオーストリアで生まれ、子供の頃アメリカに移住しました。

29歳(1873年)の時、アメリカ・ウィスコンシン州で鉄鋼鋳造所の共同所有者となりました。鋳造所は、農機具、墓地の十字架やポーチの手すりなどのアイテムを製作していました。

39歳(1883年)の時、彼自身の構想が地元の農民に認められ、コーラー氏は豚煮沸器として使用されていた鋳造された鉄のタブのひとつの内部をホウロウ加工しました。
(※豚煮沸とは、豚の毛を、こそげ取ることができるように沸騰した湯に浸された工程の事です。)

改造された豚煮沸用タブは、牛1頭と鶏14羽で農家に取引されました。
コーラー氏は、鋳造の鉄猫足タブを大量生産し、「馬の飼葉桶・豚煮沸器に4本の足を備え付けてバスタブとして提供します」と気取らずに宣伝しました。木製の飾り付けはオプションでした。





20世紀の猫足バスタブ

猫足バスタブは一般的にビクトリア式浴室の典型とみなされますが、猫足バスタブの全盛期は1885年から1930年まで続き、その人気は1910年から1920年にピークを迎えました。その時代の猫足バスタブは、一般的にホウロウ鋳造鉄から作られ、ローラーで伸ばした枠が特徴でした。





ジェーン・パウエルとリンダ・スヴェンセンの著書「バンガローの浴室」によると、幾つかのビクトリア時代の猫足は、例えば、木製パネルの丸みを帯びた覆い、あるいはカーテンの付いたシャワー・リングといった、シャワーの囲いさえも持っていました。





そんな猫足バスタブですが、二重壁のバスタブが取り入れられた1911年に、猫足の終焉は近づいていました。
1920年代に、猫足タブは徐々に作りつけのアールデコ調台座に取って代わられていきました。それは屋内配管の一般的な欠如により悪化した問題、つまり、猫足バスタブの下のモップ掛けと清掃の必要性を無くしたのでした。





ハーバート・フーバー大統領によって招集された、住宅建築と所有権に関する会議に関連して作成された1932年の政府の報告書から判断すると、猫足バスタブはほとんど誤解されていました。

「猫足バスタブはほとんど絶滅し、それをアメリカの主婦は本当に感謝した。彼女らは今まで徹底的に猫足バスタブ下の床を掃除した、偉大な清掃人であり、そして非常に良心的な人だ。猫足バスタブの外観は醜く、家庭的な部屋を魅力的では無くしていた。」

今日、猫足バスタブが縦長の豪華な浴槽の代名詞となっている時代においては、そうした言葉は、ほとんど冒涜的に聞こえます。

広々として美しくノスタルジックな猫足バスタブは、入浴とリラクゼーションの現代的融合に対する理想的な組み合わせです。



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